タカムラ産業では2004年VA大会で、「医用機器梱包改善」を発表しました。
トライウォール梱包による輸送設計・提案を積極的に進めています。
今回は、梱包形態を根本的に見直し、作業の効率化・輸送コストの削減など、
トータル的な物流改善に成功した事例を発表します。
■製品の概要■
 製品名 : 医用X線精密装置
製品重量 : 30~150kg
仕向け地 : 中国
梱包部品 : それぞれノックダウン部品を梱包するため、
        内部部品から外装カバーまで複数の部品を梱包

■従来の仕様■
【スチール枠組み梱包】
問題点 1.組立てに時間がかかる
      2.構造が複雑
      3.段積が難しい
      4.材料の価格高騰

■改善目標■
●スチール枠組み梱包から、トライウォール梱包へ変更
●梱包時間の短縮      ●技能レス梱包作業
●包材・輸送コストの削減  ●外装箱を統一化した梱包仕様

■仕様の検討■
各部品のサイズが違うので、小~中型品は以前から使用
している部品箱に梱包する。

【スチールからトライウォール(強化ダンボール)梱包に
変更する際の留意点】
●部品形状が様々
●段積みを想定した設計が必要
●外装箱を統一させる



■外装■
外装箱は、出荷数に応じて変更できるように、
シングルタイプとツインタイプを作成。
ツインタイプは、中間の桁を省きキャップと
トレイをボンドで固定。
容積を削減!!

■段積み■
●従来の2~2.5倍段積が可能
●桁を省き、容積減&積載効率UP!!


■内装■
部品がそれぞれ箱の中で動かないように
『押さえ』『組しきり』を作り固定する。


■試梱・輸送テスト■
スチール梱包から、トライウォール(強化ダンボール)に変更
するにあたり、試梱し輸送テストを実施した。
1セットを中国に輸送した結果、テストクリアー!!


■トータルコストダウンに成功■
包材費・梱包作業費・輸送費ともに
トータル物流コストで約38%の削減に成功した。

取扱い性が良く、梱包も楽になったとお客様にも大変
喜ばれています。